ご存じですか?視力の度数

一般的に、視力は1.5とか0.6などと言われますね。
これは、どういうことかご存知ですか?
視力の度数は、“ランドルト環”というCの形をしたものを見る検査法が使われています。
1909年の第11回国際眼科学会で国際的に統一され、欧米でも使われています。



これに対し、眼鏡業界や眼科では、D(ディオプトリー)という単位が使われています。
これは、屈折力のことで、レンズが光を曲げて焦点を結ばせる力を意味します。
眼科で測定を受け、Dが、右目-1.50、左目-0.80、と言われたら、
屈折力が右-1.50、左-0.80のレンズを使うことで、視力の矯正できるということになります。
一般的にDは0.25毎となっています。

Dは「+」か「−」で表され、「+」は凸レンズで「−」は凹レンズのことです。
一般的に「+」は遠視・老視用、「−」は近視用とされます。



度数マイナス2の人は0.1程度。マイナス4や6の度数は、視力で0.1以下となります。
3D〜6Dくらいで中等度近視とされます。6D〜9Dくらいの場合、強度近視になります。
9Dを越える場合、最強度の近視になります。
0.1以上の視力の場合、度数と対応しますが、度数2D以下になると、その関係は崩れるので、
度数で表記する方が正確に視力を測定・把握することができるとされています。


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