眼圧が高い原因と眼圧とは?

緑内障は、眼圧が高くなることが原因です。
では、眼圧とはどういうことなのでしょうか?
眼の中の、角膜や水晶体は、血液の代わりに房水という液体が循環し機能を維持しています。
眼圧は、この房水の圧力のことなのです。



眼球をボールに例えれば、房水はボールの中の空気にあたります。
眼圧が高いのは、その空気が多すぎる状態、というわけです。
検査で眼圧が21mmHgを超えると緑内障と診断されます。
ただ、眼圧が低くても決して安心できません。正常眼圧緑内障という例外もあります。
眼圧が正常でも、視神経や視野に異常がある場合は、一日に何度か眼圧を測ります。



眼圧は血圧同様、一日の変動が大きいものです。
大体三分の二の人は、昼間が最高眼圧になり、三分の一の人は、夜間に最高眼圧になります。
通常、眼圧は「非接触眼圧計」という測定器で測り、眼に空気を当て、
角膜のへこみ具合で眼圧を計ります。
場合によっては、入院して眼圧の日内変動を測る必要が生じるケースもあります。


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