眼に対する漢方の効用

眼の健康には、漢方も結構効用があるものです。
漢方では、眼精疲労は、眼の病気が原因でない場合、主に「肝血」や「腎精」の
流れの停滞や不足に原因があると考えられています。
漢方薬は、副作用が少ないことから、お年寄りでも安心して服用できるのがメリットでしょう。



漢方薬の服用には、漢方薬の専門薬局で、専門医に自分の眼の症状などを詳しく話し、
自分に合ったものを処方してもらうと良いでしょう。
眼に良い漢方薬としては、八味丸があります。

8種類の生薬(漢方薬の原材料)からできていて、
主原料が地黄(じおう・ゴマノハグサ科アカヤジオウの根)であるところから、
八味地黄丸(はちみじおうがん)とも呼ばれます。
老人性白内障、糖尿病性白内障の予防になるようです。



進行した慢性白内障には、石斛夜光丸が精血を補う力が強く、眼の機能を高める作用があるとされます。
石斛夜光丸は、熟地黄・生地黄・クコ子・天門冬・麦門冬・五味子・石斛・としし・にくじゅよう・
決明子・菊花・青箱子・れいようかく・犀角・黄連などでできています。


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