強度近視ならではの起こりやすい病気とは?

近視でも、強度の近視になると、強度近視ならではの起こりやすい病気があるため、
他に人に比べ、注意が必要です。
まず、網膜はく離があります。
強度の近視だと、より眼球の形が楕円状になるため、眼球の表面の網膜がはがれやすくなるのです。



眼球に強い刺激が与えられたときなどに起こりやすいものです。
ボクシングでよく選手がなるのも、そのためなのです。
普段から、眼に物をぶつけたりしないように注意しなければいけません。

黄斑部変性症は、ものを見る網膜の中心部の黄斑部が変性を起こす疾患です。
先天性のものと加齢が原因のものに加え、強度近視によるものもあります。
視力の低下以外、最悪、失明するケースもあります。
まだ治療方針は確立されていないので、予防には、眼を酷使せず、
眼の健康に気を配った食生活を心がけることが大切となります。



飛蚊症は、目の内部を満たす透明な硝子体に混濁ができることでおこります。
目の前を何か虫が飛んでいるように見えたり、糸くずが付いているように見える症状です。
ときに網膜剥離を引き起こすこともあるので注意が要ります。
網膜裂孔や硝子体出血などの病的なものは、治療が必要となるので、
飛蚊症の症状が出たら、眼科で診断してもらうことです。


inserted by FC2 system