視力矯正方法の一つ、オルソケラトロジーとは?

視力矯正方法の一つに、オルソケラトロジーというものがあります。
これは、特殊なコンタクトレンズを寝ている間に装用することで、
角膜が矯正されることを利用する方法です。



角膜が柔らかく柔軟性があり、その形状を簡単に変化できることから、
利用されるようになりました。
オルソケラトロジーのコンタクトレンズは「超高酸素透過性レンズ」なので、
日中装用する酸素透過性のないコンタクトレンズより、格段に安全と言われます。



オルソケラトロジーの場合、昼間は裸眼で過ごせます。
特に子供のうちは、角膜が柔らかく、新陳代謝が活発なので、オルソケラトロジーは
優れた効果が期待できます。
繰り返している間に、角膜に癖がついて、毎日、レンズを使用しなくてもよい程度まで
回復できるのです。



ただ、通常は、しばらく休んでいると、視力はまた元に戻ることが難点の一つです。
また、強度近視や乱視の人には不向きですし、ドライアイの人などにもお勧めできないようです。
オルソケラトロジーは保険適用外なので、費用が2〜30万円くらいかかることも知っておくべきです。


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